新型コロナの蔓延が始まって以来、合気道教室の大人向けのクラスはほとんど活動する人がいなくなっています。

時々、新規の入会に対する問い合わせがあるのですが、稽古の状況をお知らせすると二の足を踏む方が多いようです。

しかし、個人的には稽古を新しく始めたい場合は人が少ない今がチャンスなのではないかと思っていて、今回はその理由を解説してみようと思います。


気兼ねなく稽古できる

みなみ野合気道教室は、基本的に初心者がいる場合は稽古の内容を初心者に合わせる方針で稽古を行っていますが、ある程度経験がある他の参加者がいるところに未経験で入る場合、稽古内容についていけないなど、ある種の気兼ねを感じる方もいらっしゃいます。

個人の特性に合わせた稽古が可能

また、合気道の動作は現代の日常生活にないものが多いため、それを覚えるために必要な稽古の仕方は、かなり個人差があると感じています。

他の人がいないタイミングではじめていただくと、その人にある程度合わせた稽古を行うことが容易なので、おすすめです。

初心者向けの受けの配慮が可能

以前 子供向けの稽古に関する記事 に書きましたが、合気道の技を「効かせる」のは比較的難しく、初めのうちは技が成立しにくいのが実際のところです。

この場合、剣術の稽古などでよくあるように上手(うわて)のものが技を誘導するような受けを取ることで、合気道の技がどう成立するのかを感じてもらうことが可能なのですが、この誘導を行うのにはある程度の習熟が必要で、初級~中級の生徒さんがこれを行うのは少々難しいという側面があります。

少人数の場合、指導者が直接受けを取ることでこの手法を取ることが可能ですので、特に立ち上げの時期の稽古はマンツーマンに近い少人数で実施するのが理想的です。


いがでしょうか?大人の方で稽古を始めたいと思っていらっしゃる方は、実は今がチャンスなのです!

稽古の「見学」は難しいため、事前に希望をご連絡の上、動ける服装を用意して体験に来てみてください。