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みなみ野合気道教室では、基本的に稽古の際は白の道着を着るようお願いしています。

教室でも道着を持っていない方むけに、柔道着を販売していますが、白い道着であれば空手着でも構いません。時々違いを聞かれますので、簡単に違いを書いてみます。

同じような記事はググれば結構出てきますのでそちらもご覧ください。

柔道着

合気道用の道着として「合気道着」というものもありますが、入門向けには入手が容易で安価な方が良いと判断し、教室では最初は柔道着を使うことをおすすめしています。

学校の授業などで使った柔道着をお持ちでしたら、お使いください。

  • 短所: 柔道は袖をとって技をかけるため、袖が手首ギリギリまであって、手取りの稽古の際、若干邪魔です。
  • 長所: 競技人口が多く、授業でも使うため、入手が容易で、安価なものも多く、サイズのバリエーションも豊富です。

空手着

空手着の例

空手は地面をこするような技術が少ないからか、ほとんどの空手着には補強のための刺し子(柔道着の表面にあるボツボツです)が入っていません。長所短所がありますのでお好みでお使いください。

  • 短所: 合気道の場合、受け身が多いため刺し子の入っていない道着だと擦り切れるのが早くなる傾向があります。
  • 短所?: 汗をかいた状態で受け身をとると、刺し子のない道着は背中にべっとり張り付くので不快に感じるかもしれません。
  • 適所: 袖は短めなので、手首を握ることが多い合気道の稽古に支障はありません。
  • 長所: 一般に合気道着、柔道着よりも薄く、軽いです。持ち運びやすいため、遠征や仕事帰りに道場に寄るような稽古には空手着を使う合気道愛好家もいます。
  • 長所: 構造・素材がシンプルなのでかなり安いものもあります。

空手着は合気道用としては強度に問題があると書きましたが、 子供が週1回程度の頻度で稽古をする場合、 強度の限界が来る前に背が伸びて新しい道着を買うことになる可能性が高いので、 子供のうちは空手着を使うというのも良いアイデアだと思います。

剣道着

白無地の剣道着をお持ちでしたら、それを稽古に使っていただいて結構です。 剣道では普通袴の下に股下は着けないので、股下(ズボンです)のみお買い求めください。

  • 適所: 籠手をつける関係上、剣道着は袖が短いのである意味合気道向きです。
  • 短所: 刺し子になっているものも、受け身で擦れることは想定されておらず、肩や肘に補強が無いので強度は若干落ちます。

合気道着

競技人口の差を反映し、柔道着よりも少し高価になりますが合気道専用の道着もあります。柔道着との違いは以下のような感じです。

  • 袖が短め: 手首を掴む技が多いためです。
    手とりの例

  • 膝当てが長め・厚め: 合気道は跪坐(きざ)という膝をついた姿勢で行う技が多くあり(跪坐のまま動くことを膝行と言います)、膝が破れやすいため、合気道着はあらかじめ補強がされています。
    膝行の例

    補強されていても、稽古を続ければ膝は破れます。

  • 襟が薄め: 襟を掴む技もありますが、柔道のように多用はしないため、若干襟は薄めの場合が多いです。
  • 裾が短め(の場合もある): 合気道の場合、有段者は袴を履きますが、股下(道着のズボンは股下と言います)が袴の裾から見えると大変格好悪いため、股下の裾は少し短めです。
    ただし、最近の道着を買うと裾が長いものが増えているように感じます。
    たぶん若者の足が長くなってきているのが原因でしょう。

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